「やります」と言う人より、「もうやりました」と言う人が信頼される理由
どうもカズです。
毎日、スマホの修理依頼に向き合い、さまざまなお客様と接していると、ある一つの残酷でシンプルな真実に気づかされます。
それは、「言葉よりも行動のほうが、圧倒的に信用される」ということです。
例えば、お客様からこんな相談を受けます。
「最近、充電の減りが早いんですよね」 「画面が少し浮いている気がして」 「そのうち修理しようと思っているんです」
この時点では、まだ現実は1ミリも変わっていません。
問題に気づいているだけです。
しかし、実際にバッテリーを交換し、内部のクリーニングを行った瞬間に、スマホは確実に本来のパフォーマンスを取り戻します。
当たり前の話ですが、「修理しようと思う」と「修理した」の間には、埋めがたい大きな差があるのです。
これは、私たちの人生やビジネスの現場でも全く同じではないでしょうか。
私たちはよく、「今年こそ英語を勉強する」「ダイエットする」「新しい事業を始める」と口にします。
その瞬間、やる気になった気がして自分自身は少し満足します。
しかし、周りの人には何も伝わっていません。
なぜなら、人は「思考」ではなく、「行動」でしか評価されないからです。
『私は、人の想いというものが言葉に変わることで無駄になっているように思います。人の想いは皆、結果をもたらす行動に変わるべきだと思います』
これはナイチンゲールの言葉ですが、ある有名企業の研修でも同様に「自分は思ったことででき、他人は行動したことで決まる」と教えられるそうです。
実に本質を突いています。
頭の中の「頑張ろうと思っている」「本気で考えている」という熱意は、自分にしか見えません。
だから自分だけは前進している気になります。
しかし、他人の目に見えるのは「毎朝30分勉強を続けた」「毎日営業に足を運んだ」「毎月数字を追い続けた」という事実だけです。
私が経営をしていて感じるのは、本当に信頼される人は「やります」と言う人ではなく、「もうやりました」と言う人だということです。
もっと言えば、「やりました」すら言わない人。気づいたら終わっていて、結果を出している。そういう人が一番強いのです。
「今度会いに行きますね」と何度も言葉にするより、ある日突然「近くまで来たので寄りました」と現れる人の方が、何倍も気持ちが伝わります。
人は、言葉に感動するのではありません。行動に感動するのです。
とはいえ、頭では分かっていても動けない日があるのも事実です。
私自身、やるべきことも優先順位も分かっているのに、どうしても身体が動かないことがあります。
そんな時に大切なのが、「自分の行動パターン(トリセツ)」を知っておくことです。
私の場合、少し怠け癖が出始めたら、まず身体を動かします。
散歩をする。掃除をする。スマホの修理作業に没頭する。
少し汗をかく。 すると不思議なことに、頭が動き始め、気持ちが整ってきます。
やる気が出るのを待つのではなく、身体を動かすことでやる気を“作る”のです。
逆に、睡眠不足の時や、情報を詰め込みすぎている時は動けなくなります。
だから、「どうすれば自分は動けるのか」「どういう時に止まってしまうのか」を把握することが、行動を継続する最大の鍵になります。
成功する人とそうでない人の差は、生まれ持った能力の差ではないのかもしれません。
自分の「取り扱い説明書」を持ち、自分をどう動かすかを知っているかどうかの差です。
高性能なスマホでも、正しい充電とメンテナンスをしなければ故障してしまいます。
人間も同じです。能力そのものより、自分自身の扱い方を知っている人が強いのです。
上手な言葉より、小さな行動。 立派な約束より、実際の実践。 感動的なスピーチより、黙々と継続する姿勢。
「何を言うか」よりも「何をするか」。 今日も私はその原点を大切にしながら、まずは自分の行動スイッチを押し、一歩ずつ前に進みたいと思います。
さて、あなたが自分自身を行動させる「スイッチ」はどんなことですか? もし独自のルールがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。


